Beatsブランドのノイキャンフルワイヤレスイヤホン

待望!BeatsからProモデルのフルワイヤレスイヤホン!

アメリカで2021年11月1日に発売された「Beats Fit Pro」は、アクティブノイズキャンセリングと外部音取り込み機能を持ち、空間オーディオに対応、3サイズのシリコン製イヤーチップが付属する、AirPods Proに近い機能を持つフルワイヤレスイヤホンです。

耳へのフィット感を高めるフレキシブルなウイングがついており、側面のボタンで各種操作が可能です。

画像出典:Brian Heater

4色のカラー 

  • beatsブラック
  • beatsホワイト
  • セージグレイ
  • ストーンパープル

急速充電とバッテリー

IPX4規格の耐水性能、連続6時間再生可能 Android向けアプリ

イヤホン本体はIPX4規格の耐水耐汗性能を持ち、アクティブノイズキャンセリング機能をオンにした状態で6時間の連続再生に加えて、充電ケースを使えば合計24時間の再生が可能です。

バッテリー残量が少ない状態からたった5分間の充電で、1時間の再生が可能な急速充電(FastFuel)。
充電用のUSB-Cケーブルが付属します。
 なお、ワイヤレス充電であるQiには非対応。

装着性フィット感

 しっかり耳にフィットするBeats Fit Proのウィングチップは、硬いコアを柔らかくしなやかな素材で包み込んだイヤーバッドの形状で、あらゆる耳の形にフィット。数多くの耳を測定してデザインしており、激しいトレーニング中でも心地よい装着性を維持できます。 

センサーとH1チップ

Beats Fit ProとiPhone、iPadのジャイロスコープと加速度センサーが頭とイヤホンの動きを追跡し、動きのデータを比較。頭が動いても音が頭の周りに配置されるよう調整しているという。
 チップにはApple H1を採用。Class 1 Bluetoothテクノロジーにより、通信範囲が広く、ペアリング元のデバイスを体のどこに身に付けていても、音の途切れが少ない安定した接続が得られます。

イヤホンを装着、脱着する光学センサーが耳との接触を感知し、曲の自動再生、一時停止をサポート。

操作性の高い物理ボタン


イヤホンのハウジングにある、「b」と書かれたボタンがあり、ここで操作を行う仕組み。ボタンの1回タップは再生/一時停止および通話、2回タップでトラックを進める、3回タップでトラックを戻す、長押しでANC機能/外部音取り込みモードの切り替えとなっているとのこと。なお、長押しは「音量調節」に設定を変更可能「b」ボタンを押せば、音楽再生や一時停止、通話、リスニングモードの切り替えなどの操作が可能です。

音質


Beats Fit Proには9.5mmドライバーが搭載されています。
「AirPods Proよりも優れた音質を生み出す」とThe Vergeは記しています。9.5mmドライバーについて「明瞭さが生まれ、低音がよりパンチのある深いものになっている」と評価されている。


Beats Fit Proは基本的に、H1チップを搭載するAirPods Proと同様のアクティブノイズキャンセリング(ANC)機能を搭載しています。ANC機能を搭載しない第3世代AirPodsよりもノイズキャンセリング機能が優れているAirPods Proには「外部音取り込みモード」が搭載されていますが、Beats Fit Proも外部音取り込みモードを搭載。

空間オーディオ


Beats Fit ProはApple H1チップを搭載するため、以下のようなAirPodsに搭載される便利な機能を多数利用できます。

・空間オーディオとヘッドトラッキング
・iPhone、iPad、Mac間との自動切換え
・全てのiCloudデバイスとの自動同期
・オーディオ共有
・「探す」の設定
・「Hey Siri」コマンド
・皮膚検知センサー

空間オーディオは、映画を見ているときに左右から違う音が流れることで臨場感のあるサウンドを生み出すというもの。また、ヘッドトラッキングは頭の向きを変えたりiPhoneを動かしたりしても適切にサウンドを調整してくれるというものです。これらは第3世代AirPodsにおいても高く評価されました。

この空間オーディオによって、5.1、7.1、Dolby Atmosのサウンドを堪能できます。

ノイズキャンセリング

 アクティブノイズキャンセリング(ANC)モード、アンビエントリスニング(外部音取り込み)モードを備え、両方をオフにすると、アダプティブイコライゼーションが有効となり、Appleのコンピュテーショナルオーディオを搭載した左右のイヤホンの内向きマイクがユーザーが聴いているものを測定、耳の形に合わせて低周波数と中周波数を自動的に調整し、一貫したサウンドを再生を実現しています。

Beats Fit ProのノイズキャンセリングはANC機能とシリコンチップによって構成され、ジムや街路の雑音をしっかりと遮断してくれるとのこと。

通話機能


「音声通話のパフォーマンスは高いものの、AirPodsには達していない」とThe Vergeは評価。Beats Fit Proは、通話時に片方のイヤホンだけを使用している場合には3つのマイクが利用され、両方のイヤホンを使用している場合には合計5つのマイクが使用されるようになっています。音声検知アルゴリズムを利用しているため背後の音と音声を識別して区別してくれるのですが、実際にZoomミーティングを行ったところ「AirPodsよりは明瞭さに欠ける」とコメントをもらったそうです。

Beats Fit Proの価格は199.99ドル(約2万3000円)

Apple公式サイトで見る

Beats公式サイトで見る

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